【オパール】
水中で微細な珪酸球が沈殿したもので七色の遊色効果を示すものはプレシャスオパールと呼ばれ、
赤やオレンジ系の遊色効果を示すオパールはファイアーオパールと呼ばれます。
サンスクリット語での宝石という意味を持つオパールですが、
ビーズとして流通しているものの殆どが遊色効果の無い
フンワリとした色合いのコモンオパールになります。
一般的な産地はオーストラリアの堆積岩の中から見つかるのですが、メキシコでは火山岩中に見つかるファイアーオパールが有名。
ちなみにOpalという名前で売られているものの中には(Opalスペルは同じでオーパルと読む)オペレッタガラスを指す場合も多く、
オブシディアンオパール(人造のオパールを模造したガラス)と同一のものです。
水を含むオパールは紫外線や熱に弱く乾燥によりひび割れるため取り扱いに注意が必要です。
オパールは、魔や暗闇の恐怖に打ち勝つ力を与えると云われてきました。
ピンクオパールやイエローオパールはコモンオパールです。
オパール全体の意味としては、
幸せを運ぶ愛の石とされます。