石の意味や記述についての注意点

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【アメトリン】


ボリビアのアナヒ鉱山でのみ天然のアメトリンは産出されます。
アナヒ鉱山はスペインの探検家と結ばれたアナヒ姫が、 国を捨てると勘違いされインディオに殺されてしまい、探検家フェリペに死の間際に手渡した石は、 黄色のシトリンと紫のアメジストが調和した石だったと云われ、 アメトリンが産出される鉱山に彼女の名前がつけられました。
そのためアメトリンは「真実の愛の石」と呼ばれます。
真実の愛を見極めたい時
また、生まれも育ちも全く違う相手との融合をしたい時などに持つと良いでしょう。
『真実の愛』とは社会の価値観や一時の感情によって左右されるものではなく、 アメトリンを持つ人には、 自分にとっての真実の愛情が何なのかというものを教えてくれるような気がします。
『本当の愛を感じる力』が薄れてしまって、 わかり易い愛情にすがって失敗ばかりしてしまう人にお勧めの石かも。
アメトリンの珍しい色の組み合わせは、結晶が形成される過程で、異なる酸化状態の時に鉄分が入ることによると言われていますが、 正確なメカニズムについてはまだ完全には解明されていません。
アメトリンがボリビア産の天然であると判明したのは1993年で、それまで様々な憶測が飛び交いました。
その翌年にはロシアから合成のアメトリンが市場に登場しました。
基本的には天然で出来るのとほぼ同一の条件を再現して合成したわけです。
合成水晶ですので平板状に結晶するのですが、カットやビーズになると判別は大変困難になります。

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