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【ケルト十字スプレッド】の位置と解説

ケルト十字
Kazehanaでよく使うケルト十字スプレッドの簡単な解説をします。
※スプレッドは解説書により3~6の順番が変わっていたり、5と6が逆だったりします。
ここでの解説に拘りすぎずに、あなたがあなたのやり方でカードに尋ねると良いですよ。
※知識として十字のきりかたはカトリックと正教会では左右が逆です。 額(上)→胸(下)→右肩→左肩は正教会の十字です。 プロテスタントは十字の習慣がありません。 13世紀頃まではカトリックも右肩→左肩でした。

ただ、ケルト十字スプレッドの名称にもなっている円に十字の形を作ったとされる古代ケルト人は、天地創造の神を持たず、森羅万象、自然を恐れ自然を崇拝していた民族です。
ですから、キリスト教における十字架というよりは東西南北と宇宙の一体化を象徴したものがケルト十字なのではないかと店主個人的には思います。

ケルト十字スプレッド展開図

ケルト十字 1の位置が暗示するもの 2の位置が暗示するもの 3の位置が暗示するもの 4の位置が暗示するもの 5の位置が暗示するもの 6の位置が暗示するもの 7の位置が暗示するもの 8の位置が暗示するもの 9の位置が暗示するもの 10の位置が暗示するもの

位置によるリーディング

1の位置のカード

「現状」を表します。主観的に見た質問者の「ハート」とも言えます
質問した件が現在どのように本人の心に認識されているか?...と捉えると理解し易いかもしれません。

2の位置のカード

「キーカード」と言えます。 アドバイスとなる事も多いカードです。
光が影を生むように影が光を生むように、物事は「結果」だけで発生することはなく... 必ず「きっかけ」や「原因」「タイミング」などが「対(つい)」となっています。
基本的には全てのカードとクロスさせていくカードなのですが、実際は最終結果の「10」のカードとともにリーディングする事が多いカードです。

3の位置のカード

「顕在意識」「顕在しうる状況」のカードです。
質問者の顕在意識の中に占った物事がどの様に表れているかが出ます。
言い換えれば現在の質問者の「言葉や態度」を表現している事が多いカード

4の位置のカード

「潜在意識」「深層心理」を表すカードです。
質問者の経験や過去に基づく自らの直感・未来予測であることが多く、未来の行動を予測する上で非常に重要なカード。
人はその経験から根拠がなくとも自然と未来予測しており、それに基づく行動をしていく生き物なので、この4番カードと9番のカードは未来に大きく影響するのです。

5の位置のカード

「近未来のカード」。 占った事柄が時間的流れで、どのような様相をみせるかを読む位置です。
風花タロットではある程度時間的な区切りを作りますので、3週間以内、遅くても2ヶ月以内にやってくる状況を示させる(定義する)ことが多いです。

6の位置のカード

質問者の過去の何が原因で現在の状況に至ったのか...現状に影響を及ぼしている過去などが出てきます。
この位置のカードを見ながら風花では占う内容を聞かないというスタイルを取っています。

7の位置のカード

質問者が抱えている問題。
この位置にはどちらかというと客観的に・・と言いますか、タロットから見た質問者の状況や立場が出てきます。

8の位置のカード

質問者の周囲の考えや影響を示しています。
特定の誰か、相手をイメージしてシャッフルした場合は、その人(場所)の今の状況や心情が出てきます。

9の位置のカード

質問者の望んでいる状況や理想又は、不安や恐れを示しています。
質問者の価値観を表す位置とも言えます。
同じような現状であってもそれに対しての行動は人それぞれです。
人の行動は、④の過去の経験に基づく深層心理とこの位置のカードにより決定されやすいです。

10の位置のカード

最終結果 のカード。質問に対しての答えを表しています。
1から9までのカードが示している意味をすべて関連して考えた上で、総合的に判断する必要があるカード位置です。

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