自分の人生の主導権は、自分に有ります。
主導権が有るということは、責任も有るわけで...人生は薔薇色ばかりでは有りません。
その責任を前提として、主導権が有るということは、選ぶことも、戦うことも、受け流す事も、捨てることだって出来るということです。
時間も心も余裕が無い...そんなあなたは、「何かしら」に「振り回されている」のでしょう。 「何かしら」は、恋であったり、仕事であったり、友人であったり、家族であったり、あるいは自分自身のコンプレックス等の悩みだったりします。
悩んでいるという事は素晴らしい事です。デカルトの有名な言葉「我思う、故に我あり」、あなたが悩んでいる事そのものが心(Mind)、自我の証明です。
けれども、「優先順位」を忘れて悩み過ぎてしまう(執着しすぎてしまう)と自我がボロボロになってしまうのでは無いでしょうか。
先ずは、優先順位をつけて、悩みを整理していきましょう。自分の心(Mind)を客観的に分析していくと案外、減らせたり、コンパクトにまとめられる荷物(悩み)があるかもしれません。
賢明に自らの分を知る「葦」は、細く弱くとも、大風(逆境)が吹くとそれに身をまかせてしなり、一見屈服したように見えても、風が止むと徐々に身を起こして行き、再びもとのなにごともなかった時の姿に戻って、そよ風に揺れているものです。
大きく立派な樹木であっても、大風にまともに立ち向かい続けると、根元が折れてしまって元も子もなくなります。
物事に優先順位と取り組む時間を設定して、必要であれば断捨離も辞さぬ潔さで、余裕を作ると、柔軟さや、しなやかさが自然と出て素敵な魅力ある人になれるでしょう。
断捨離が無理でも、「受け止める」「受け入れる」「受け流す」...この使い分けが出来ると拒否出来ない人間関係に悩む事は少なくなるはずです。

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